水の旅案内人がいる “BAR“ 我楽: 飲食店やりたいならＦＣ（フランチャイズ）の選択肢も有り！そう我楽も、じつはね…

一昨日の続きで、FC（フランチャイズ）の話を…

震災のあった年、私は独立開業を決意し、FC店舗を持つことを一度真剣に検討しています。業態は飲食店しか考えられなかった。でも何から手をつけていいかわからない。

そんなとき、NET上でＦＣ店募集情報サイトなるものが目に留まり、その中の一社に興味を持ったので、資料請求し、本社に出向き、代表の話を聴きました。

その会社は、居抜きに適当と思われる物件を何件か紹介してくれて（既知の物件ばかりだったけど）加盟店は県外にしかなかったのでわざわざ見学に行ったりもしました。

そもそも何故起業する気になったのかといえば、リストラとか諸々あって人に使われない働き方がしたかったから…　夢の実現とかファンタジーに浸っている余裕はなく、生活が立ち行くことが先決、と切羽詰まった心理状態。

ＦＣという選択は、そんな自分には理想の形に見えました。が反面、外部とはいえ、指示指導を仰ぐシステムに身を投じることへの疑問も…　何のための独立なのだと…それを続けるというのは、チクチクとした苦痛と共に生きていくことになるのでは…と

よくいわれるＦＣのメリット／デメリット

メリットは、未経験者でも事業を始められるようにしてくれること。物件の立地調査もしてくれて、経営の指導や援助も受けられる

デメリットは、個人の自由度が制限されること

コンサルができる友人にも相談したり（彼女はFC賛成派だった）あれこれ思い悩んだ末に、私はＦＣをお断りしました。
システムや業者に信頼を寄せきれなかったこと、やっぱり自分が思うようにやりたいと思ったことが理由。

早い話が、生活のためではなく、好きなことをする人生、を選んでしまったわけですが、正直言って、あまり大きな声でお薦めはできません。何といってもリアル店舗を構えるリスクは大きい。副業でするならまだしも、水商売一本で生活を賄おうなんてやっぱり無謀です。

結婚しているとか、固定収入があるとか、でパラレル的にする分にはいいと思いますが…　だからね、生活をかけてやるならＦＣはやっぱり賭けるだけの魅力があると思います。業者を選ぶ目と自身の「覚悟」が要りますけどね（苦笑）

ＦＣ店を始め多業種事業をされてる「株式会社アース」の黒田さんがブログでこう云っています。
ＦＣの良いところは

「どんな地域のお店に行ってもクオリティを保ったものが提供される」こと

ここ大事ですよね、生活が成り立つ為には売上が上がり、利益がでることが重要なんですけど、売上上がる仕組み（法則）ってあって、やっぱりニーズが満たされることが重要なんですよ。
クオリティが保たれることはＦＣの強みです。そこに信頼と安心ができたら何度でも足を運びたくなります。
　

そしてもうひとつ、自由にやれるって裏を返せばいつでも自分を裏切れるってことじゃないですか、「縛り」があれば、妥協を許してしまう自分と常に戦う暇もなくなります。だって、やらなければいけないのだから…（苦笑）
あとスタッフの存在、本部を含めて自分一人で悩まなくていいところが心強い

「からやま金沢御影店」のランチを食べに行って、いろんなところが羨ましく映り、思わず昔話をしてしまいました。リピーターに選ばれる店は本物ですね♬　良い刺激になりました、ありがとうございます。

ＦＣ店舗は、人知とデータの集積で売れるノウハウを凝縮した怪物です。そこには徹底した「お客様目線」があります。起業スタート時点で、私がこれをもっと意識出来ていたら、我楽は今の我楽ではなかったかもしれません…　あくまで、たらればの話ですけど(笑)

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外回り営業マンだけじゃない！金沢人の胃袋を掴むカリカリから揚げ“からやま”