2016/12/25

『記念日(アニバーサリー)』




世の中にも、人にもそれぞれ「記念の日」というのがあります。

私の友人にも、ことさらこの記念日を大切にするひとがいます。
このあいだも我楽の3周年に来てくれたり、ホントいつも感心させられるのだけど…

自分はと云うと、呆れるほど無頓着な人間です。


今日は、次男の結婚式…(が行われたはず)でした。
訳あって私は出席しなかったけれど、彼らは今日この日を生涯の「記念日」に選びました。


Xmasなんて…ズボラな私でも覚えやすい、何という親孝行な息子だこと…というのは置いといて(笑)

人一倍、やんちゃで、繊細で、人騒がせだった次男が、20歳という若さで結婚する!
思うところは色々あるけれど、本人たちが決めたこと
踏み出したからには、もちろん幸せになって欲しい…しか言えません。


晴れの「記念日」ですが、こっちは、クリぼっちで過ごしているんでぐだぐだな想像と回想が降ってわいてきます。

例えば昔のことですが、私と別れた元夫は、結婚「式」をしていません。
お互いこーゆー儀礼的なことには淡泊な性分だったので、さして深く考えもしなかったけど、ホントは一番大事なコトだったのかもしれません。


「どんな困難があっても2人で乗り越える」 と宣言するコトって大事


言葉で書くのは簡単、でも口にするのは容易いことじゃない
(実際、「誓い」の儀式を疎かにしたせいか、こうしてアタシは独り身なのだから(自嘲)


私はしませんでしたが、次男はちゃんとそれをやってるよね
そー思うと、少しですが気持ちが軽くなります。


何故ってまー色々あったので…


親をみて子は育つ、というなら
次男に見せてきた「家族の風景」は、決してお手本にできるものじゃありません。

両親は不仲だし、ウチにはいつも緊張が漂ってるし…こんな家庭に育って「結婚願望」なんて生まれるんだろうか…と気をもんだこともありました。
事実、2年前まで「俺は結婚なんてしない」と言い切ってた彼。

救いだったのは、社交家の次男が関わってきた沢山の友人知人
そこで我が家では、目にすることのできない風景を見、たぶん…「結婚っていいな」を思わせる、理想の家族にも出会ってきたのではないかと…

今となったら反面教師にでも何でもして、親を踏み越え、自分たちの描きたい未来を目指してほしい!

人生を先行く身として、云いたいことは他にもいっぱいあるけど止めとこう
未熟だったかぁちゃんが到達できなかった場所へどーぞ、行ってらっしゃい!


Xmasは毎年訪れる…
来年、再来年、その先も、そのずーっと先の今日…いつまでも
ふたりで積み上げてきた日々、かけがえのないお互いを祝う「記念日」であって欲しい

…ということで、この歌を贈ります
まだ始まったばかりのふたりに、この歌の奥深さはわからないだろうけど…

でもいつかこんな朝がくることを望むなら…羅針盤のつもりで心のどこかに置いておいてくれたらいい。
それはずっとずっと未来のことだろうけど…

何もできない、かぁちゃんからのXmasプレゼントです。

Merry Xmas&Happy Wedding for you!

「ANNIVERSARY/松任谷由実」
https://www.youtube.com/watch?v=xKemSBO84QE

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